赤坂柿山 招福多福2:上品な味わいと縁起の良い装いの調和
赤坂柿山といえば、その上品な味わいと、季節感を大切にした美しいパッケージで知られる老舗和菓子店。今回いただく「招福多福2」は、その名の通り、福を招き、多幸を願う縁起の良いお菓子の詰め合わせです。食料品、和菓子、おかき・あられというカテゴリーに属するこの商品は、贈答用としても、自分へのご褒美としても、心を和ませてくれる逸品と言えるでしょう。
開封の儀:開けた瞬間から伝わる華やかさと期待感
箱を開けた瞬間の、まず目に飛び込んでくるのは、その洗練されたパッケージデザインです。鮮やかな色彩と、招き猫や打ち出の小槌といった縁起の良いモチーフが描かれた包装紙は、まさに「招福多福」の名にふさわしい華やかさ。贈る相手への「おめでとう」や「ありがとう」の気持ちが、この外装からすでに伝わってくるようです。
中には、一つ一つ丁寧に個包装されたおかきやあられが、ぎっしりと詰め込まれています。その彩りの豊かさにも目を見張ります。淡いピンク、緑、黄色、そして白と、まるで宝石箱のような美しさ。これらの色合いは、それぞれの素材の風味を表現しているかのように見え、食欲をそそるだけでなく、目でも楽しめる工夫が凝らされています。
おかきの種類と味わい:バラエティ豊かな個性派揃い
「招福多福2」の魅力は、なんといってもその多様なラインナップにあります。定番の醤油味から、風味豊かな海老、香ばしい黒豆、そして意外な組み合わせまで、飽きさせない工夫が満載です。
定番の風格:醤油おかきと海老おかきの王道
まずは、王道の醤油おかきから。パリッとした心地よい食感の後に広がるのは、芳醇な醤油の香ばしさと、ふんわりとしたお米の旨味。甘すぎず、辛すぎず、絶妙なバランスで調和した味わいは、さすが赤坂柿山といったところです。老若男女問わず愛される、まさに「安心」の味と言えるでしょう。
次に、海老おかき。口に入れた瞬間、磯の香りと共に、濃厚な海老の風味が鼻腔をくすぐります。こちらも、海老の風味が損なわれないよう、絶妙な塩加減で仕上げられています。お米の甘みと海老の旨味が合わさることで、より一層深みのある味わいを楽しめます。
意外な発見:黒豆おかきと七味あられの個性派
個人的に特に気に入ったのは、黒豆おかきです。黒豆のほのかな甘みと、香ばしい風味が、おかきの旨味と意外なほどマッチしています。噛むほどに黒豆の風味が広がり、後味もすっきりとしています。これは、これまでおかきにはあまり馴染みがなかった方にも、ぜひ試していただきたい一品です。
そして、七味あられ。ピリッとした七味唐辛子の刺激が、甘みのあるあられと絶妙なコントラストを生み出しています。一口食べると、その刺激が食欲をさらに掻き立て、ついつい手が伸びてしまいます。辛いものが苦手な方には少し刺激が強いかもしれませんが、クセになる味わいです。
甘みと塩味の調和:海苔おかきとチーズおかきの意外な組み合わせ
海苔おかきは、パリッとした食感と、海苔の風味が食欲をそそります。醤油ベースの味付けに、海苔の風味が加わることで、より一層上品な味わいになっています。
チーズおかきは、驚くほどの美味しさでした。チーズの濃厚なコクと、おかきの香ばしさが、これほどまでに合うのかと感心しました。甘じょっぱい味付けが絶妙で、ワインやビールのお供にもぴったりだと感じました。これは、まさに新しい発見です。
食感の楽しさ:パリッ、サクッ、カリッ!飽きさせない食感のバリエーション
「招福多福2」のもう一つの魅力は、おかき・あられの食感の豊かさにあります。口に入れた瞬間の「パリッ」とした軽快な音から始まり、噛むにつれて「サクッ」とした歯ごたえ、そして、具材によっては「カリッ」とした食感まで楽しめます。この多様な食感の組み合わせが、食べるごとに飽きさせない工夫であり、最後まで美味しくいただくことができる理由の一つでしょう。
まとめ:贈って喜ばれ、もらって嬉しい、縁起の良い贈り物
赤坂柿山「招福多福2」は、その名の通り、食べる人に福と多幸をもたらしてくれるような、そんな温かい気持ちにさせてくれるお菓子です。上品な味わい、見た目の美しさ、そして縁起の良いモチーフという、贈答品として理想的な要素がすべて詰まっています。お祝い事、季節のご挨拶、お礼など、様々なシーンで、相手への感謝の気持ちを伝えるのに最適な選択肢となるでしょう。
また、自分自身へのご褒美としても、この詰め合わせは大変おすすめです。様々な味や食感のおかき・あられを少しずつ楽しめるので、飽きることなく、優雅なティータイムやリラックスタイムを過ごすことができます。赤坂柿山の確かな品質と、心温まる縁起の良いメッセージが込められた「招福多福2」は、きっとあなたの日常に小さな幸せをもたらしてくれるはずです。
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