カレービーバー 720 食料品和菓子おかき・あられ

カレービーバー 720 食料品和菓子おかき・あられレビュー

カレービーバー 720 食料品和菓子おかき・あられレビュー

今回ご紹介するのは、カルディコーヒーファームで見つけた、ちょっとユニークなお菓子「カレービーバー 720」。食料品コーナーの和菓子、おかき・あられのカテゴリーに分類されているこの商品。カレー味のおかき、と聞くと「どんな味なんだろう？」と興味をそそられますよね。パッケージも可愛らしく、思わず手に取ってしまいました。今回は、この「カレービーバー 720」について、じっくりとレビューしていきたいと思います。

パッケージと見た目：期待感を高めるデザイン

まず、パッケージから見ていきましょう。黄色とオレンジを基調とした、明るく元気なデザインが目を引きます。表面には、楽しそうに跳ねるビーバーのイラストと、カレーのスパイスが散りばめられたような賑やかな模様が描かれています。商品名である「カレービーバー」というネーミングも、親しみやすく、一度聞いたら忘れられないインパクトがあります。720という数字が何を意味するのかは不明ですが、それもまた、ちょっとした謎めいた魅力となっています。

袋を開けると、中には個包装されたおかきがぎっしり。ひとつひとつが、ビーバーの顔を模したような、丸くて可愛らしい形をしています。表面には、カレー粉らしきものがまぶされていて、食欲をそそる見た目です。この、細部までこだわったデザインは、食べる前から「美味しい！」という期待感を高めてくれます。

香り：食欲を刺激するスパイシーな香り

袋を開けた瞬間に広がるのは、食欲を刺激するスパイシーなカレーの香りです。本格的なカレーというよりは、おかきに合うように調合された、甘さと辛さが絶妙にブレンドされた香りと言えるでしょう。鼻にツンとくるような刺激はなく、ふんわりと漂う、心地よい香りが特徴です。この香りを嗅ぐだけで、口の中に唾液がじゅわっと広がり、食べるのが待ちきれなくなります。

おかき自体の香ばしさも感じられ、カレーの香りと合わさることで、なんとも言えない魅惑的な香りを醸し出しています。お子さんから大人まで、幅広い層に受け入れられそうな、親しみやすい香りだと思います。

食感：カリッ、サクッ！軽快な歯ざわり

いよいよ、実食です。一口食べると、まずそのカリッ、サクッとした軽快な歯ざわりに驚かされます。おかきの生地は非常に薄く、軽やかに砕けるような食感です。硬すぎず、柔らかすぎず、絶妙なバランスで、いくらでも食べ進められそうな軽さです。

噛むたびに、おかき本来の香ばしさとともに、カレーの風味が口の中に広がります。表面にまぶされたカレー粉は、ベタつくことなく、サラッとした口当たり。この、口の中で軽やかに崩れる食感と、スパイスの風味が一体となって、なんとも後を引く美味しさです。

味：甘みと辛さの絶妙なハーモニー

味についても、詳しく見ていきましょう。「カレー味」と聞くと、辛すぎるのでは？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この「カレービーバー 720」は、甘みと辛さの絶妙なハーモニーが楽しめます。

まず最初に感じるのは、ほんのりとした甘み。おかき自体の素朴な甘みと、カレーフレークに含まれるスパイスの甘みが合わさっているようです。その後に、じんわりと広がるのが、マイルドな辛み。唐辛子の辛さというよりは、クミンやコリアンダーなどのスパイス由来の、奥行きのある辛さです。辛いものが苦手な方でも、美味しく食べられるレベルだと思います。

カレーの風味も、本格的なスパイスカレーというよりは、日本のおかきによく合うようにアレンジされた、親しみやすい風味です。醤油ベースの和風だしのような風味も微かに感じられ、カレーと和菓子の融合という、なんとも新感覚の味わいです。甘さと辛さ、そして旨味のバランスが非常に良く、次から次へと手が伸びてしまう美味しさです。